経絡指圧(けいらくしあつ、Meridian Shiatsu)は、本来指圧のツボは、中国伝来の鍼灸のツボ即ち経絡経穴とは異なり、解剖学生理学的観点から定められているが、その臨床結果において両者のツボはほぼ一致することが多い事などから、指圧治療に経絡理論を取り入れたものの総称。
1964年(昭和39年)、当時日本指圧専門学校(1940年(昭和15年)浪越徳治郎によって設立される)の副校長であった井沢正によって編纂された『按腹図解と指圧療法』により、経絡を使った江戸時代の按摩との比較から初めて経絡指圧が創案され、その後『経絡経穴と指圧療法』によって井沢式経絡指圧がほぼ完成された。その後、『指圧療法と掌圧療法』の著者・佐藤岩冶郎や、『指圧/Zen Shiatsu』の著者増永静人・訳者大橋渉などもこの経絡指圧の流れを汲んでいる。 wekipediaより
禅指圧(ぜんしあつ、Zen Shiatsu)は、指圧の創始者浪越徳治郎によって設立された日本指圧専門学校浪越学園の第一期卒業生である、増永静人によって1974年(昭和49年)に書かれた『指圧』という本が、1977年(昭和52年)に大橋渉 により英訳され"Zen Shiatsu"と題されて北米で出版されたのが最初。
原本である『指圧』は純粋に指圧師の再教育という目的で書かれており、著者によって禅という言葉が使われた事実は無く、禅本来の持つ宗教的哲学的意味も持っていない。経絡指圧の一種であり、日本では特に禅指圧というカテゴリーが確立されているわけではないが、海外では、そのネーミングの妙もありオリエントブームに乗って欧米を中心にZen Shiatsuとして普及しつつある[1]。本来の指圧療法と違い母指や手掌だけでなく、拳や肘や膝等でも圧するのが特徴で別名を増永式とも呼ばれる。wekipediaより
皮膚の働きを活性化し、筋肉を和らげ、血液リンパの循環を促します。
また、骨格を矯正し、神経や内分泌の働きを調整し、同時に内臓の働きを活発にします。